東大生の読書ライフ

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東大生による書評ブログ。

WEBデザイナーコース説明会 体験記

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「ウェブデザインを仕事にする。プロの考え方、ワークフロー、つくる楽しさ」

(フレア、エムディーエヌコーポレーション、2013年)

 

WEBデザインの現場について、豊富なインタビューを交えて丸ごとわかる本。

どのようなスキルが必要か、フリーで働くのは実際どんな感じかなど、具体的に書いてあるのでWEBデザイナーに興味がある人は読んで損はない。しかし、内容がやや具体的すぎるので、よくわからないところは読み飛ばしたらいいと思う。

 

 

楽しんで変化を乗りこなす

 

冒頭に5人のWEBデザイナーさんのインタビューがありましたが、みなさん異口同音に言っていたのは「WEBは変化が早く、それについて行くことが不可欠」だということ。

 

むしろ変化を楽しむくらいの気持ちがないと、WEBデザイナーは務まらないのだなと思いました。

 

 

 

 

WEBデザイナーコースの説明会に行ってみた

 

最近、 WEBデザイナーのブログなどをよく見るせいかプログラミングスクールの広告がやたらとパソコン画面に出てきますw

 

 

フリーになって自由に時間を使える!未経験から3ヶ月でプロに!と虫のいい謳い文句が並びますが、本当でしょうか。

 

 

私は将来、組織にとらわれない生き方がしたいと思っているので、自由という謳い文句につられて、あるプログラミングスクールのWEBデザイナーコースの説明を聞いてきました。

 

その方は非常に良心的(?)で、散々質問に答えていただいた挙句、なんと結局コースのおすすめはされせんでしたw

 

 

フリーランスは自由か

 

フリーランス」があまりに魅力的に響くので、実際どうなのか質問をぶつけてみました。

 

しかし、フリーランスも大変です。

WEBサイトの作成に関わることは全て自分でやらなくてはならないし(写真撮影、文章作成、画像制作、コーディング、デザインetc)自分で営業もしないといけない。

さらに、制作費だけでは回らないので、当面の間「運営費」として月1万円とかをもらう代わりに、最新情報があったら24時間365日スタンバイして更新しつづける必要があるそうです。

 

常にwifi環境にいなければならず、仕事とプライベートの境界が曖昧になる中で仕事をしないといけない。

これは、なかなか大変なことではないでしょうか。

 

世の中、楽な仕事などないですし、どんな仕事でも楽しいこと辛いこと、両方あると思います。

決してフリーランス=自由ではないことを知りました。

 

それでも、自分一人でなんでも切り盛りするのはかっこいいと私は感じましたが。