東大生の読書ライフ

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東大生による書評ブログ。

自己分析心理テスト

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「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0」

トム・ラス(2017、日本経済新聞出版社

 

こんな人におすすめ:就活生

分野:心理学、ビジネス

難易度:★★☆☆☆

コメント:

巻末に40分程度のオンライン心理テストがついている。これは、購入しないと手に入らない一回きりのコードを入力する仕組みになっている。友達に激しく勧められて購入。心理テストが非常に詳細で良く当たっている(気がする)。自分のことがよくわかったので、買ってよかった。友達と何人かでやって見て、比較するのも面白い。チームビルディングにも◎

 

筆者情報:

ビジネス思考家・作家。ミシガン大学ペンシルベニア大学で学位を取得。著書「心の中の幸福のバケツ」(日本経済新聞出版社)がニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストで第一位を獲得した。

 

印象に残った話:

多くの人が自分の「弱み」に目を向け、それを強制するために膨大なエネルギーを使っているのに対し、筆者は「強み」にこそエネルギーを注ぎ、強化すべきだと言っていました。

 

まとめ:

この本は最初に筆者の哲学みたいなものが少し書いてあって、あとは筆者がカテゴライズしている人間の34の強みについて一つずつ説明しています。

まずは最初の部分をざっと読み(読まなくてもOK)、とりあえずまずは心理テストを受けてみるといいと思います。

それから、自分の強みについての項目を読んでみると面白いです。

詳しすぎて、いきなり読んでもという感じなので。

 

心理テストを受けると、その34の強みのうち、自分が特に持っているトップ5がリストアップされます。

 

私の場合は

内省:一人でじっくりと考えをめぐらす

収集心:ものや知識を集めるのが好き(オタク気質)

分析思考:論理的思考をする

学習力:学ぶことが好き

着想:アイデアが浮かびやすい

でした。

 

自分でこれを紹介するのはくすぐったいというか恥ずかしいですね笑

ちなみに、⇩のサイトを見ていただくとわかるのですが、強みは色分けグループされています。

ストレングスファインダーの34の強みが属する4種類の領域とは?

私の場合は、「戦略的思考」の青が5つ揃っていました。

 

一緒にやった友達の結果を見ると、いろいろな色がバランス良くあったので、私は随分と偏った人間みたいです。

自分から動くことはしない、参謀タイプでしょうか。

 

ストレングスファインダー の本には、どんな人とチームを組むのがいいか、どんなことに気をつけて行動したらいいかが具体的に書いてあり、参考になります。

私の場合は、知識を蓄えるだけでなく、文章を書くなどして発信すべき、また行動力のある人とチームを組むべきと書いてありました。

 

人と比較して見るのがとても面白くて、話しただけでは人間性まで深くはわからないけど、実はみんなすごく違うんだなぁ、と思いました。