罪と罰〈上〉 (岩波文庫) posted with amazlet at 19.09.03 ドストエフスキー 岩波書店 売り上げランキング: 104,905 Amazon.co.jpで詳細を見る ドストエフスキーの「罪と罰」 長いので、こちらの文庫本バージョン（上中下）がかさばらず読みやすかったです…

「農ガール 農ライフ」 （垣谷美雨、2016年、祥伝社） 派遣切りにあい、心機一転農業にチャレンジする女性の物語。 この本を読んで初めて知ったことですが、新規就農といっても実は祖母や両親が農家である場合がほとんどなようですね。 やはり縁故のない人間…

恋愛は醜く、可笑しい。しかし美しく、人はどうしようもなくそれを求めてしまう。

「愛なんか」（唯川恵、1999年、幻冬社） 恋は一時の病気 恋はいつも終わるものだ。恋が永遠だなんて、そんな子供じみたことはもう考えていない。恋は病気にかかったようなものだから、熱に浮かされる時期が過ぎれば、冷静な自分が戻ってくる。問題は、恋が…

「あこがれ」という気持ちを、言葉で表せますか？小説家って、言語化のプロですよね。ふわふわした捉えどころのない気持ちを、執拗なまでに言葉にする。もはや職人芸です。