東大生の読書ライフ

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東大生による書評ブログ。

2018-06-18から1日間の記事一覧

愛とは醜いもの

「愛なんか」(唯川恵、1999年、幻冬社) 恋は一時の病気 恋はいつも終わるものだ。恋が永遠だなんて、そんな子供じみたことはもう考えていない。恋は病気にかかったようなものだから、熱に浮かされる時期が過ぎれば、冷静な自分が戻ってくる。問題は、恋が…

林業という哲学

古代から、優れた思想家たちは山にこもり、真理の追求を行なったと言います。効率だけを求める石油一辺倒の現代社会へのアンチテーゼ。